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シルクスクリーンプリントについて

▼ シルクスクリーンプリント(シルクプリント/捺染プリント)

 

イメージ
※同じシルクスクリーンプリントでも、インク表面の質感は、生地素材・生地色・プリントカラー等によって異なります。
プリント内容 もっとも標準的で普及した衣類へのプリント手法です。印刷単価が安く、洗濯堅牢度も高いプリント手法です。プリントが速く、衣類へのマーキングでは、定番中の定番の印刷手法となります。
1色、2色、3色程度までの単色(多色)プリント
└フルカラー表現は基本的はできません。
説明 色ごとに版を作り、インクを生地に直接プリントします。シルクスクリーンのインクは、ドロッしたペンキのようなものをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。インクジェット印刷やカラーコピーのような細かな印刷はできません。網点分解版を活用すると、ドットの大小である程度のグラデーション表現が可能です。分解版はモアレが発生するケースもございます。
ラバープリントとも呼ばれる事がありまして、乾燥後のインクは、ゴムのように多少の収縮性を維持します。
ラバープリントは、水性ラバーと油性ラバーがございまして、デザイン内容、用途や生地の色、納期等によってインクの種類を決定いたします。
デザイン 1か所につき、色数の少ない1色~3色程度の印刷を行います。4色・5色プリントも可能です。
濃淡(グラデーション)のないもの。
※例外的に網点プリントで、グラデーションっぽい雰囲気を出すことも可能です。
プリントサイズ 通常の版サイズは(30cm×30cm)、特大版は(30cm×40cm)以内となります。
それ以上のサイズは別途お見積となります。※衣類のサイズによって最大サイズは異なります。
長所 洗濯強度が高い為、ユニフォーム等繰り返し着用する場合に最適。
プリント枚数が多い場合やプリントカラー数が少ない場合は、
一番コストが安いので、もっとも標準的でおススメなプリント手法です。
短所 製版代がかかるので、10枚未満の場合、多少割高になる。
1mm以内の線や、線と線の隙間はプリントが擦れたりつぶれたりする可能性がございます。
製作事例 ※お写真は全て掲載許可をおりた物を使用しております。

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詳細(インク毛羽立ち現象等について) Tシャツ等の衣類へのシルクスクリーンは、主に、水性インク(水性ラバー)と油性インク(油性ラバー)を使用しております。
※例外的に反応染料での捺染印刷(バンダナやハンカチ等)を行う場合もございます。
※ブルゾン類は、溶剤インクや油性ラバーインクを主に使用しております(例外あり)。以前は、水性インクも油性インクもコストの面で大きな差がありませんでしたが、近年の円安の影響で、アメリカからの輸入をメインとした油性インクのコストが急激に上がり、水性インクでのプリントが増えてきました。ポリエステル生地、ドライ生地のTシャツは、ブリード(昇華現象)が発生するリスクがありますので、従来より水性インクでプリントを行っております。
水性インクも油性インクも、乾燥後はかなり洗濯堅牢度を持つようになりますので、実際の使用に関して大きな差がでることはあまりありませんが、プリント面が酷使される現場では、油性インクの方が安心できる場合もございます。
油性インクと水性インクを比較すると、油性インクの方が細かな線が出やすい状況があり、水性インクは細かいプリントには不向きなインクとなっております。現在、油性インクを使用しなければいけないような細かなデザインの場合は、+αの料金で対応させて頂いております。また、過去20年の実績でも、水性インクでも問題になったことはほとんどありませんのでご安心下さい。 

▼インク毛羽立ち現象について
ここまで丁寧に解説している業者はないのですが、気になるポイントですので、インク毛羽立ち現象について解説したいと思います。
シルクプリントで使用する水性インクの特徴は、乾燥前の状態で、油性インクよりインクが柔らかい…という特徴がございます。
その為、2回刷り3回刷りが必要な濃色生地に淡色プリントの場合、1回目に印刷した際のプリント面の糸の細かい繊維が、仮乾燥で一時的に高熱を掛ける為、インク面から起き上がり、2回目の印刷の外側にずれて、付着する場合がございます(インク毛羽立ち現象)↓。
インク毛羽立ち現象
基本的には、シルクプリントの水性インクに起こる現象となりますが、インクが硬い油性インクでも水性プリントと比べるとかなり少なくなりますが、毛羽立ち現象が多少発生します↓。
インク毛羽立ち現象-油性インクの場合

 

毛羽立った細かい糸の繊維は、手で摘まむと簡単に取れるのですが、何回かお洗濯する過程で、自然に取れていきますので、そのままご使用頂いて大丈夫です。

 

また、淡色生地(白生地等)に、濃色インク(黒インク等)の場合、1回刷りで印刷が仕上がりますので、この現象はほとんど目立ちません↓。
インク毛羽立ち現象-水性インクー淡色生地に濃色インク
インク毛羽立ち現象-淡色生地に濃色インク

 

さらにポリエステル生地の場合、綿等の天然繊維とは異なり、そもそも毛羽立つような糸の繊維が無い為、ほとんどインク毛羽立ち現象はほぼ発生しません↓。
 インク毛羽立ち現象-水性インクーポリエステル生地に濃色インク

 

 

また、カード糸やオープンエンド等の糸がフワッとしていて粗いTシャツ類は、糸の繊維が拡散しやすく、糸の細かい繊維が除去されているコーマ糸と比べて、インク毛羽立ち現象が発生しやすくなります。セミコーマ糸は、カード糸とコーマ糸の中間くらいのイメージとなります。
カード糸とコーマ糸の比較拡大図

 

アメカジ等のTシャツはオープンエンド糸が使われているケースが多く、インク毛羽立ち現象は発生しやすくなりますが、いずれにしても細かい糸繊維は、お洗濯の過程で自然に取れていきますので、ご納品時の新品のときに発生する現象となります。

オープンエンド糸とリングス糸

※同じシルクスクリーンプリントでも、インク表面の質感は、生地素材・生地色・プリントカラー等によって異なります。

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