【売れ筋商品】激安でお届け!オススメのTシャツプリント&オリジナルポロシャツ
▼シルクスクリーンプリントの特性や歴史について(解説・コラム)
1、シルクスクリーンプリントとは?
シルクスクリーンプリントは、衣類へのプリント方法として、もっとも標準的で、洗濯堅牢度(お洗濯への耐性)が最も強い印刷手法です。
1色での印刷や、2~3色くらいまでの印刷を行うケースで使用される印刷手法で、どちらかと言えば、従来は量産向けの印刷手法と考えられておりました。
弊社では、最新の技術を積極的に取り入れ、デジタルフィルム製版でのプリントを一部の商品(売れ筋商品等)で行っています。
デザインの型(版・製版)は、乳剤製版で行うことがここ半世紀ほど続いておりましたが、2010年代に入り、実用的なデジタル製版機が普及し始めて、
小ロットでも格安でシルクスクリーンプリントが行えるようになってきました。
2020年頃から、DTFと呼ばれるインクジェット転写よるフルカラープリントが急速に普及してきております。弊社でもこのDTFプリント(インクジェット転写)は積極的に取り入れておりますが、プリント手法の構造的な違いから、シルクプリントの洗濯堅牢度と比べると劣ってしまいます。例えば、ユニフォームや物販等で使用する衣類に関しては、圧倒的にシルクプリントによる制作が浸透しています。DTFプリントのTシャツは、長期間の使用にはあまり適しておらず、衣類を丁寧に洗濯を行う必要があったりと取り扱いに面倒な部分がございます。
このページに掲載している「売れ筋商品」は、デジタルフィルム製版を用いてプリントを行っておりますので、10枚の小ロットから非常に安価に、そして洗濯堅牢度も強くTシャツやポロシャツへのプリントを行うことが可能です。
このページの「シルクスクリーンプリントについて(解説・コラム)」では、この業界の成り立ちや歴史を、かなりマニアックに解説していきたいと思います。
私は、既にこのTシャツプリント業界で20年程の経験がありますが、この業界に入った当初、この業界の生き字引のような方と偶然にも邂逅を持つことができました。
非常の多くのお話を伝え聞いておりますので、それらのエピソードを踏まえて、連載方式で徐々に追記していきたいと思います。
2、シルクスクリーンプリントの歴史
Tシャツや衣類へのスクリーンプリントは、歴史を遡ると、紀元前の中国のステンシル技術にまで遡ります。皮革や竹皮を薄く伸ばし、染め付けたい模様に沿って穴をあけて型を作り、その型(版)を衣類の上に起き、草や鉱物から採取した染料などを木の皮を剥がして簡易的なヘラを作って擦りつけたり、動物の体毛等で筆を作成し、デザインを定着させていました。
主に当時の貴族階級や宗教儀式の中で使われており、特定の模様がプリントされた衣装をまとうことで、権威性や畏怖の念を想起させる効果をもたらせていました。ボロ布や獣の皮や枯れ草などを纏うことが一般的であった当時の人々の中で、鮮やかな模様(デザイン)がプリントされた衣装を着用する人を見て、多くの大衆は畏敬の念をの覚えたと思います。現在でもおしゃれな衣装をまとった人に気圧される感覚があることを考えると、当時の人々の中でデザインされた衣装を着ることの効果は、まるで神を崇めるような圧倒的なインパクトがあったと思われます。
つづく…