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激安プリントの殿堂!法人・個人・官庁・学校等々で御用達! 取引実績はコチラ

【売れ筋Tシャツ&ポロシャツ】★10~50枚:プリント込で@777円~

売れ筋商品】激安でお届け!オススメのTシャツプリント&オリジナルポロシャツ

≪ 売れ筋商品(特価)価格 ≫  適用条件について

◆売れ筋商品価格は、特別に格安でお届けする商品群で『シルクスクリーン印刷』『1ヵ所1色・30×30cm角以内』『製版代とプリント代』が含まれたコミコミ単価です。ベタ塗りが大きい場合や難易度が高いデザインは別途お見積となります。
◆プリント(インク)カラーは、【プリントカラー見本E】からお選び下さい!
◆通常納期は、お打ち合わせとご入金の完了から、約4週間(20
営業日程度)となります。準急納期は1.2倍の単価で約3週間(15営業日程度)、特急納期は1.4倍の単価で約2週間(10営業日程度)、超特急納期は約1.8倍の単価で1週間(5営業日)でお届けとなります。
◆ウエアサイズは、150サイズ以上からお選び頂けます。
◆インクの色替えがある場合は通常単価でのお見積りとなります。別途、お問い合わせ下さい!
※XXL(2XL)サイズ分は別途お見積りとなります。
◆前面上部、背中上部等のプリント位置になります。袖や裾部分へのプリントは別途お見積りとなります。
◆ご納期は、ご注文の時期によって異なります。別途お問い合わせ下さい。
◆メタリックカラー/蛍光インク/蓄光インク/インクのカラー変更/ベタ塗り面積が大きなデザイン/特殊な位置へのプリント等は、別途お見積となります。
◆売れ筋商品価格でお届けする商品群は、卸価格を抑える為、簡易製版(デジタルフィルム製版)でのプリントとなります。簡易製版は、版の紗自体が通常製版(乳剤製版)より伸びやすい為、なるべく発生しないようにプリント作業を慎重に行っておりますが、細かなインクのにじみや飛び跳ね等が発生する場合がございます。物販等でのご用途の場合は、売れ筋価格(簡易製版=デジタルフィルム製版)ではなく、通常製版(乳剤製版)を使った通常の価格でのお見積りをご依頼下さい。
◆売れ筋商品価格でのご提供の商品は、コストダウンを図る為、Mサイズを基準として、SとLも同じ位置でのプリントとなります(通常は5mmから1cm程度ずらしますが、もともとそれ程、大きく位置を変更する訳ではありません。業者によっては、S~Lは、もともと同じ位置でプリントしている印刷会社もございます)。それ以外のサイズにつきましてはプリント位置を調整致します。
◆前回プリント商品のお届けから1ヶ月以内の追加注文は承れません
※一度にまとめて制作頂くとお安くなるプリント方法です。
1ヶ月以内の追加注文は通常価格でのご案内となります。
※簡易製版となりますので、追加プリント時も同額となります。
◆同一デザインで、10枚以上50枚未満でのお受付となります。50枚以上は、通常製版のお見積りの方がお安くなる場合がほとんどの為、通常製版(乳剤製版)にてご案内しております。

※Tシャツのおもしろコラムをページ下部で連載中…です。




▼シルクスクリーンプリントの特性や歴史について(解説・コラム)

1、シルクスクリーンプリントとは?

シルクスクリーンプリントは、衣類へのプリント方法として、もっとも標準的で、洗濯堅牢度(お洗濯への耐性)が最も強い印刷手法です。
1色での印刷や、2~3色くらいまでの印刷を行うケースで使用される印刷手法で、どちらかと言えば、従来は量産向けの印刷手法と考えられておりました。

弊社では、最新の技術を積極的に取り入れ、デジタルフィルム製版でのプリントを一部の商品(売れ筋商品等)で行っています。
デザインの型(版・製版)は、乳剤製版で行うことがここ半世紀ほど続いておりましたが、2010年代に入り、実用的なデジタル製版機が普及し始めて、
小ロットでも格安でシルクスクリーンプリントが行えるようになってきました。

2020年頃から、DTFと呼ばれるインクジェット転写よるフルカラープリントが急速に普及してきております。弊社でもこのDTFプリント(インクジェット転写)は積極的に取り入れておりますが、プリント手法の構造的な違いから、シルクプリントの洗濯堅牢度と比べると劣ってしまいます。例えば、ユニフォームや物販等で使用する衣類に関しては、圧倒的にシルクプリントによる制作が浸透しています。DTFプリントのTシャツは、長期間の使用にはあまり適しておらず、衣類を丁寧に洗濯を行う必要があったりと取り扱いに面倒な部分がございます。

このページに掲載している「売れ筋商品」は、デジタルフィルム製版を用いてプリントを行っておりますので、10枚の小ロットから非常に安価に、そして洗濯堅牢度も強くTシャツやポロシャツへのプリントを行うことが可能です。

このページの「シルクスクリーンプリントについて(解説・コラム)」では、この業界の成り立ちや歴史を、かなりマニアックに解説していきたいと思います。
私は、既にこのTシャツプリント業界で20年程の経験がありますが、この業界に入った当初、この業界の生き字引のような方と偶然にも邂逅を持つことができました。
非常の多くのお話を伝え聞いておりますので、それらのエピソードを踏まえて、連載方式で徐々に追記していきたいと思います。

2、シルクスクリーンプリントの歴史

Tシャツや衣類へのスクリーンプリントは、歴史を遡ると、紀元前の中国のステンシル技術にまで遡ります。
動物の革や竹や木の皮を剝いで薄く伸ばし、染め付けたい模様に沿って穴をあけて型を作り、現在でいうところの製版を行っていました。
その型(版)を衣類の上に起き、草や鉱物から採取した染料などを木の皮を剥がして簡易的なヘラを作って擦りつけたり、動物の体毛等で筆を作成し、デザインを定着させていました。
主に当時の貴族階級や宗教儀式の中で使われており、特定の模様がプリントされた衣装をまとうことで、権威性や畏怖の念を想起させる効果をもたらせていました。ボロ布や獣の皮や枯れ草などを纏うことが一般的であった当時の人々の中で、鮮やかな模様(デザイン)がプリントされた衣装を着用する人を見て、多くの大衆は畏敬の念をの覚えたと思います。
現在でもおしゃれな衣装をまとった人に気圧される感覚があることを考えると、当時の人々の中でデザインされた衣装を着ることの効果は、まるで神を崇めるような圧倒的なインパクトがあったと思われます。

3、日本への浸透

この中国から生まれた型染め技術は、シルクロードを通じて日本、朝鮮、インド、中東へと伝播して行き、日本では7世紀の飛鳥時代に中国の「纈(けち)」系の技術が仏教と共に渡来し、豪族や僧侶の衣類の染色に使われ始めました。正倉院には、8世紀頃に伝わった法衣が現存しており、すでにその時代に衣類の染め技術が確立されていたことが物証と共に証明されています。
その後、平安時代(9〜12世紀)に和紙型紙と絵刷毛を使い、布に模様を刷る「刷り染め」の技術が磨かれ発展していきます。
鎌倉~室町時代(13~16世紀)になると、伊勢周辺で型紙の制作が本格化していき、摺染・引き染・手描き友禅の下地となる技術が確立されていきます。
安土桃山時代(16世紀)には、志摩(現在の三重県鈴鹿市)で「伊勢型紙(いせかたがみ)」が発展しました。これは彫刻刀と小刀で和紙型を精密に切る日本独自の技術で、細かい模様まで印刷できるようになりました。
江戸時代(17~19世紀)になると、防染糊を型紙で置き、刷毛で染料を刷る庶民文化が浸透し、武士や町人の浴衣や裃に使用されるようになり、「藍染」「武州正藍染」など地域ブランドまで生まれることになりました。
明治時代(19世紀後半)には、現在のスクリーン印刷の萌芽と呼べる金属メッシュが、型紙の代わりに使用されるようになり、より多くの衣類をプリントする技術が確立していきます。
大正~昭和初期(1920〜1930年代)には、さらに現代の技術に近づき、金属メッシュの代わりに、絹のメッシュが使用されるようになり、コストの低減と量産プリントの両立ができるようになっていきます。
そして戦後になるとアメリカのデュポン社が開発したナイロン繊維がメッシュとして使用されるようになり(その後ナイロンからポリエステルメッシュに移行)、厳密には、絹=シルクではなくなったのですが、現在でもシルクスクリーンプリントという呼称で呼ばれ、広く浸透していきました。

シルクスクリーンプリントの印刷技術は、衣類と型(製版)とインクのプリントの3つの要素によって成り立っておりますが、紀元前から令和の時代に至るまで、型を作ってそこにインクを流し込むという一連の仕組みは全く同じです。2000年以上に渡り、この3つの要素は、時代と共にそれぞれ進化していき、現在のTシャツ等のシルクプリントまでつながっているのですが、その事実を改めて俯瞰すると、我々のような事業を正業としている者からしても驚くべき技術であるなぁという感慨を持ってしまいます。

つづく…